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概要

新編原典中国近代思想史 ; 第5巻
国家建設と民族自救
国民革命・国共分裂から一致抗日へ
村田雄二郎責任編集 野村浩一責任編集 近藤邦康責任編集 光田剛 中村元哉編集協力
岩波書店
出版年月日
2010/12/22
ISBN
9784000282253

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要旨・目次

要旨
第5巻では、国民革命軍の北伐から、抗日戦争が全面化するまでの時期を扱う。この時期の中国には、どのような政治体制を選ぶべきか、民主政治はいかにして可能か、大衆化へと進む都市文化や困窮する農村社会にいかに向きあうか、といった様々な課題が浮上していた。そして満州事変は、国共対立の状況下で、民族が団結して「抗日」にあたるという重い課題を突きつけた。戦争への危機意識が強まるにつれて、中国の領域や辺彊問題、民族文化への関心も高まってゆく。そうした思想的模索のなかから、「毛沢東路線」とその思想が形成されてくる。「国民革命の展開と動態」「南京国民政府の成立」「満州事変」「民族自救と文化・学術の地平」「毛沢東の戦略と哲学」の五章構成から成る。
目次
  • 1 国民革命の展開と動態(国民革命軍北伐出兵にあたり将士に告げる書(蒋介石)
  • 湖南農民運動視察報告(抄)(毛沢東) ほか)
  • 2 南京国民政府の成立―訓政から憲政へ(訓政網領(中国国民党・胡漢民)
  • 人権と約法(胡適) ほか)
  • 3 満洲事変―統一、抗日、民主(一致して奮起し、共に滅亡の危機を救おう(蒋介石)
  • 中華民国国難救済会宣言 ほか)
  • 4 民族自救と文化・学術の地平(農村・都市・ジェンダー
  • 科学と救国 ほか)
  • 5 毛沢東の戦略と哲学(中国革命戦争の戦略問題(抄)(毛沢東)
  • 中国の抗日民族統一戦線の当面の段階における任務(毛沢東) ほか)
著者紹介
野村 浩一
1930年生。東京大学法学部卒。立教大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
近藤 邦康
1934年生。東京大学大学院修士課程修了。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
村田 雄二郎
1957年生。東京大学大学院人文科学研究科中国哲学専攻修士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 国家建設と民族自救 国民革命・国共分裂から一致抗日へ 新編原典中国近代思想史 ; 第5巻
著者名 村田雄二郎責任編集 野村浩一責任編集 近藤邦康責任編集 光田剛 中村元哉編集協力
ISBN 9784000282253
注記 年表: 巻末p1-6 参考文献あり
出 版 地 東京
出 版 者 岩波書店
出版年月日 2010/12/22
ペ ー ジ xi, 392, 6p : 地図
サ イ ズ 22cm
分類記号
122 中国思想.中国哲学
著者記号 Sh69
副本記号 5
保管場所
90 大学図書館
配架場所
11 1F/一般図書架
件名 社会思想 -- 中国 民族問題 -- 中国 中国国民革命

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