生命というリスク
二〇世紀社会の再生産戦略
法政大学出版局
出版年月日
2008/05/23
ISBN
9784588672088
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要旨
本書でいう“生命リスク”とは、新生児・乳幼児期、妊娠・出産、病気、加齢などを契機に顕在化する、生活・生存を不安定化させる身体をめぐる問題群とそれに対する社会の対応策を捉えるための仮説的な概念である。現代日本における少子化・高齢化問題は、この生命リスクを回避するための20世紀社会の戦略の行き詰まりを示す問題として捉えなおすことができる。本書は、19世紀末以降、今日にいたるまでの生命リスクをめぐる諸問題を、ドイツを参照軸にとりながら、妊娠・出産、乳幼児死亡といった生命の最生産とそこに派生する衛生政策、人口政策、家族政策などのさまざまなポリティクスに的を絞って比較史的に考察する。
目次
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所蔵区分 | 10 所蔵中 |
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和洋区分 | 和書 |
書名,巻次,シリーズ名 | 生命というリスク 二〇世紀社会の再生産戦略 |
著者名 | 川越修編著 友部謙一編著 |
ISBN | 9784588672088 |
注記 | 各章の引用・参考文献: p297-312 |
出 版 地 | 東京 |
出 版 者 | 法政大学出版局 |
出版年月日 | 2008/05/23 |
ペ ー ジ | ix, 318p : 挿図, 地図 |
サ イ ズ | 20cm |
分類記号 | 498.021 |
著者記号 | Ka92 |
保管場所 | 90 大学図書館 |
配架場所 | 30 地下/一般図書架 |
件名 | 衛生 -- 日本 衛生 -- ドイツ 母子保健 -- 歴史 |