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概要

シュレーバーと狼男
フロイト症例を再読する
ジュール・グレン編 マーク・カンザー編 馬場謙一監訳
金剛出版
出版年月日
2008/05
ISBN
9784772410212

利用状況

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要旨・目次

要旨
フロイトの残した症例記録は、きわめて貴重なものである。患者たちとの交流のなかで、フロイトが何を体験し、何を考えていたか、そこからどのようにして精神分析理論を構築して行ったか。症例記録を読むことを通して、私たちはまさにその生きた現場に参与できる。本書は、人類の遺産ともいうべきフロイト症例(シュレーバー、狼男)を読み解く知的冒険の試みである。執筆者たちの緻密かつあざやかな症例検討によって、読者は天才的な閃きに満ちたフロイトの技法論を学びつつ、防衛機制、抑圧、投影、置き換え、退行、葛藤、自己愛といった精神分析のキーワードについても理解を深めることができる。
目次
  • 第1部 症例:シュレーバー(シュレーバー―父と息子
  • シュレーバーの子ども時代―奇跡にみちた世界
  • シュレーバー症例に関するさらなる資料と記憶すべき事柄
  • フロイト症例を教える―シュレーバーをめぐって
  • アーロウとブレンナーによる「パラノイアへの構造分析的接近」の概要
  • 統合的な考察)
  • 第2部 症例:狼男(幼児期境界例としての狼男
  • 狼男再考―原光景の探究
  • 原光景の持つ病因的影響―再評価
  • 狼男症例における「誤った治療同盟」の次元
  • レールモントフと狼男
  • 統合的な考察)
著者紹介
馬場 謙一
1934年新潟県に生まれる。1962年慶応義塾大学医学部卒業。斎藤病院勤務。1972‐1975年フンボルト財団奨学研究員として、ゲッチンゲン大学医学部に留学、以後、群馬大学、横浜国立大学、放送大学、中部大学教官。現在、放送大学客員教授、南八街病院医師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 シュレーバーと狼男 フロイト症例を再読する
著者名 ジュール・グレン編 マーク・カンザー編 馬場謙一監訳
ISBN 9784772410212
注記 原タイトル: Freud and his patientsの抄訳 文献: p178-187 訳者: 岡元彩子, 高塚雄介, 馬場謙一
出 版 地 東京
出 版 者 金剛出版
出版年月日 2008/05
ペ ー ジ 189p
サ イ ズ 22cm
分類記号
146.13
著者記号 G49
保管場所
90 大学図書館
配架場所
11 1F/一般図書架
件名 精神分析 Freud, Sigmund.

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