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概要

<精神分析的子ども>の誕生
フロイト主義と教育言説
下司晶著
東京大学出版会
出版年月日
2006/12
ISBN
4130562126

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要旨・目次

要旨
私たちは一体いつから、“子ども”の「心」を理解することを、教育に不可欠な要件と考えるようになったのだろうか。検討対象となるのは、精神分析の創始者ジクムント・フロイトと、彼の思想・実践を受け継いだフロイト派精神分析諸学派である。
目次
  • プロローグ “精神分析的子ども”の系譜学のために―課題と方法
  • 第1部 フロイトという「扉」の彼方へ―“メタ心理学的なもの”とその運命(フロイトという「扉」
  • “現実”から“幻想”へ/精神分析からPTSDへ―起源としての“誘惑理論の放棄”の発見
  • 2 「誘惑理論」は“放棄”されたのか?―外傷原則の彼岸
  • 3 フロイトとユングの分岐における“人類の先史としての子ども”―精神分析と反復説)
  • 第2部 アンナ・フロイト‐クライン論争―エピステーメーの変容(エピステーメーの変容―精神分析の心理学化
  • 初期児童分析論争―自存的言説としての“精神分析的子ども”の起源
  • 閉じた円環―“人類の先史”から眼前の“子ども”へ
  • アンナ・フロイト‐クライン論争―“精神分析的子ども”の自律化)
  • 第3部 フロイト主義と教育―“精神分析的子ども”の帰結(“精神分析的子ども”の事実化―教育言説のなかのフロイト主義
  • アイザックス―児童中心主義教育と精神分析
  • ボウルビィ―“自然状態”としての母子愛着)
  • エピローグ フロイトから遠く離れて
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 <精神分析的子ども>の誕生 フロイト主義と教育言説
著者名 下司晶著
ISBN 4130562126
注記 欧文書名は標題紙裏より 文献:巻末p1〜32
出 版 地 東京
出 版 者 東京大学出版会
出版年月日 2006/12
ペ ー ジ xiv, 436, 40p
サ イ ズ 22cm
分類記号
146.1
著者記号 G38
保管場所
90 大学図書館
配架場所
11 1F/一般図書架
件名 Freud, Sigmund (1856-1939) 精神分析 -- 歴史 教育哲学

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