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概要

自閉症と小児精神病
フランセス・タスティン著 斎藤久美子監修 平井正三監訳
創元社
出版年月日
2005/12
ISBN
4422113410

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要旨・目次

要旨
自閉状態―本書はこの、人の最深部にあって自己存在崩壊の圧倒的不安にかかわる原初的心性を、透徹した観察に基づいて記述しようとした古典的名著である。
目次
  • 自閉症
  • 精神病的抑うつ
  • 自閉過程の進行
  • 「ざらざらしたもの」と「代理皮膚」という現象
  • 自閉過程:さらなる考察
  • 自閉対象
  • 病理的自閉状態のさまざまな形態
  • 治療の基盤としての分類
  • 特定の症候群としての早期幼児自閉症と小児統合失調症
  • 小児統合失調症の一臨床例の記述
  • 心理療法のための設定
  • 精神病の子どもとの心理療法における諸段階
著者紹介
タスティン,フランセス
1913‐1994。イギリス生まれの子どもの精神分析的心理療法家。教師としての経歴の後、ロンドンのタヴィストック・クリニックにおいてクライン派の子どもの精神分析的心理療法の訓練を受ける。訓練終了後、当時自閉症児などの治療で有名であったボストンのパトナム・センターに1年滞在する中で、自閉症児に強い関心をもちはじめ、英国に帰国後、自閉症児への精神分析的心理療法に深く関わっていく。彼女は、訓練分析を受けたビオンや、タヴィストックで教えを受けたビックやメルツァーといった、ポスト・クライン派の精神分析の流れを形作った精神分析家の影響を受けながら、独自の自閉症論、そして独自の精神分析理論を構築していった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
齋藤 久美子
京都大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科教育方法学専攻(臨床心理学)博士課程修了、教育学博士。京都大学教育学部教授を経て、甲子園大学教授。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
平井 正三
1992年京都大学教育学部博士課程満期退学。1990〜1997年まで英国タヴィストック・クリニックにて子どもの精神分析的心理療法の訓練を受ける。佛教大学臨床心理学研究センター嘱託臨床心理士、京都光華女子大学助教授を経て、御池心理療法センターにて開業。NPO法人子どもの心理療法支援会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
辻井 正次
中京大学社会学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 自閉症と小児精神病
著者名 フランセス・タスティン著 斎藤久美子監修 平井正三監訳
ISBN 4422113410
注記 訳: 辻井正次[ほか] Autism and childhood psychosis (c1972)の訳 参考文献: p211~214
出 版 地 大阪
出 版 者 創元社
出版年月日 2005/12
ペ ー ジ xx, 232p
サ イ ズ 22cm
分類記号
493.937
著者記号 Tu9
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 児童精神医学 自閉症

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