光文社新書 ; 219
犯罪は「この場所」で起こる
光文社
出版年月日
2005/08
ISBN
4334033199
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要旨
門が閉まっていれば入らなかった―大阪小学校内児童殺傷事件の公判で、加害者はこう述べたという。従来、犯罪対策は、犯罪者の人格や劣悪な境遇(家庭・学校・会社など)に犯罪の原因を求め、それを除去しようとすることが中心であった。しかしながら、このような処遇プログラムは結局再犯率を下げることができなった。こうした「原因追及」の呪縛を解き、犯罪の予防に新しい視点を与えるのが、「犯罪機会論」である。本書では、どのような「場所」が犯罪を引き起こすのか、また、物的環境(道路や建物、公園など)設計や、人的環境(団結心や縄張り意識、警戒心)の改善を通して、いかに犯罪者に都合の悪い状況を作りだし、予防につなげることができるのかを、豊富な写真と具体例で紹介する。
目次
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所蔵区分 | 10 所蔵中 |
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和洋区分 | 和書 |
書名,巻次,シリーズ名 | 犯罪は「この場所」で起こる 光文社新書 ; 219 |
著者名 | 小宮信夫著 |
ISBN | 4334033199 |
出 版 地 | 東京 |
出 版 者 | 光文社 |
出版年月日 | 2005/08 |
ペ ー ジ | 249p |
サ イ ズ | 18cm |
分類記号 | S |
著者記号 | 光文社新書 |
副本記号 | 219 |
保管場所 | 90 大学図書館 |
配架場所 | 16 1F/新書 |
件名 | 犯罪予防 |