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概要

虫に出会えてよかった
矢島稔著
フレーベル館
出版年月日
2004/03
ISBN
4577027550

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要旨・目次

要旨
「虫なんか調べて、何になる?」どんなに人から言われても、著者はもう50年以上、もくもくと虫の研究に取りくんできました。いろいろな虫をさがして野原を歩きまわり、山では徹夜で虫を採集、鍾乳洞にもとまりこみました。やがて、多摩動物公園に世界最大の昆虫生態園を設立。現在は、広大なフィールドをもつ「ぐんま昆虫の森」の園長をつとめます。著者がこれほど虫にひかれ、のめりこんでいったのは、いままでだれにも語らなかった戦争体験による心の傷が、大きく影響していたのです。虫一筋に生きてきた人生をつづりながら、昆虫という生きもののすばらしさ、そして人生の不思議さ、おもしろさを、大いに語ります。
目次
  • 昆虫のドラマに魅せられて
  • 遊びあいては、昆虫たち
  • 悲惨な戦争がはじまった
  • 五つの「トラウマ」
  • 一日中、じっと浮きを見つづける
  • 「昆虫記」を書こう!
  • 夜の山で、孤独な戦い
  • ガをおって、鍾乳洞にとまりこみ
  • 遊園地に昆虫館をつくる
  • 幻の映画『小さきものの世界』
  • 多摩動物公園に昆虫館を
  • 「インセクタリウム」創刊
  • 東京にホタルをふやそう
  • 昆虫生態園会園
  • 新しい夢「ぐんま昆虫の森」
  • つづけることは、おもしろい
  • 昆虫に学ぶ生きかた
著者紹介
矢島 稔
1930年、東京に生まれる。終戦直後から昆虫観察を始め、身近な種類の生態の謎ときに興味をもつ。1949年、良き師を得てコンクールに入賞。大学で昆虫学を学びながら多摩の山々で徹夜で灯火採集をつづけ、虫とその習性を知る。1956年、はからずも昆虫生態館の創設を依頼され、1961年に多摩動物公園昆虫園を開設。その後、全国昆虫施設連絡協議会を設立し、技術の向上に努めている。その一方で、著書やテレビ、ラジオを通して、昆虫の面白さや環境との関係を紹介。小動物を守るためには、相手の生活条件を知り、それを残すことが必要だと説き、「生物弁護士」を自認している。1999年から群馬県立ぐんま昆虫の森園長。同園は2005年に全面開園の予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 虫に出会えてよかった
著者名 矢島稔著
ISBN 4577027550
出 版 地 東京
出 版 者 フレーベル館
出版年月日 2004/03
ペ ー ジ 230p
サ イ ズ 22cm
分類記号
K486
著者記号 Y16
保管場所
90 大学図書館
配架場所
31 地下/児童書
件名 矢島/稔 昆虫

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