資料詳細

概要

新自殺論
自己イメージから自殺を読み解く社会学
大村英昭 阪本俊生編著
青弓社
出版年月日
2020/05/26
ISBN
9784787234681

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要旨・目次

要旨
自殺は高度に社会的な現象である。したがって、自殺を考察するためには、個人的事情の背後に隠された要因の究明が必要である。自殺率統計を援用しながら、ゴフマンが提起する自己イメージ(体面=フェイス)の概念をデュルケムと関連づけて考察し、デュルケムの『自殺論』を現代に適用して分析する。
目次
  • 第1部 デュルケムの視点からみる日本の自殺(東日本大震災後の日本の自殺をめぐって
  • 日本における自殺の概観
  • デュルケムの『自殺論』の概説
  • 『自殺論』と現代の自殺―現代の自殺にどう生かせるか
  • 社会変化と自殺率―19世紀と20世紀
  • 国際比較からみる現代の日本の自殺)
  • 第2部 面子(フェイス)ロスの視点からみる日本の自殺―表層からの自殺論(役割期待と自殺
  • 若年層における雇用不安定化と自殺
  • スティグマと自殺
  • 岡檀『生き心地の良い町』にみるフェイスと自殺
  • フェイスと自殺の諸相
  • 自殺とフェイスについて―社会変化と社会学の視点)
著者紹介
大村 英昭
1942年生まれ、2015年没。大阪大学教授や関西学院大学教授などを歴任した。専攻は臨床社会学、宗教社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
阪本 俊生
1958年生まれ。南山大学経済学部教授。専攻は理論社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
登録番号 192991
書名,巻次,シリーズ名 新自殺論 自己イメージから自殺を読み解く社会学
著者名 大村英昭 阪本俊生編著
ISBN 9784787234681
出 版 地 東京
出 版 者 青弓社
出版年月日 2020/05/26
ペ ー ジ 291p
サ イ ズ 21cm
分類記号
368.3
著者記号 O64
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 自殺 役割 (社会学)