要旨
著者は、全米一、帝王切開率が低いテネシー州のバースセンターで経験を積んだカリスマ助産婦。女性のからだが本来もつ力を活かし、出産を素晴らしい人生経験にするためのノウハウを伝授します。
目次
- 1 出産に大切なことがら(こころとからだの深い結びつき
- 分娩中に何が起こるのか
- 痛みと喜びの不思議
- 括約筋の法則
- 妊娠と妊婦健診について知っておくべきこと
- 出産の始まり
- 産むとき―自由に動き、重力も味方につけて
- 忘れられた「膣のちから」と会陰切開
- 分娩第三期―赤ちゃん出産後から胎盤が出るまで
- 助産におけるベンチマーク(評価すべき功績)
- 妊娠中の思いもよらないこと
- 帝王切開後の経膣分類(VBAC)
- 出産をサポートする人を選ぶ
- 二一世紀の助産と母たちのあるべき姿)
- 2 出産体験記
著者紹介
- ガスキン,アイナ・メイ
- 助産婦(CPM:Certified Professional Midwife)、英文学修士(MA:Masters of Arts)。テネシー州サマータウンのファーム・ミッドワイフリーセンター創設者、およびセンター長。ファーム・ミッドワイフリーセンターは、夫スティーブン・ガスキン氏はじめ300名余の若者と共に創設したThe Farm(ファーム)・コミュニティ内にある。1963〜1965年、Peace Corpsに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 大葉 ナナコ
- バースコーディネーター。有限会社バースセンス研究所代表取締役。一般社団法人日本誕生学協会代表理事。1985年女子美術大学短期大学部生活デザイン科卒業。2003年有限会社バースセンス研究所を設立。女性の心身に優しく豊かな出産を実現するための調査・研究・講座運営・出版・後進の育成を開始。世代別の優しい出産の学習プログラムを生み出し「誕生学」(商標登録)と名づける。2005年有限責任中間法人(現・一般社団法人)日本誕生学協会を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 福永 マキ
- 助産師・ワークショップコーディネーター。1996年明治学院大学社会学部卒業。2000年東京大学医学部付属助産婦学校卒業。病院勤務、妊娠・出産を経て、2004〜2007年米国・テネシー州在住。在米中、アイナ・メイ・ガスキン氏に出会い、2007年よりファーム・ミッドワイフリーセンターで日本の助産婦等向けに「助産婦のためのファーム・ワークショップ・プログラム」企画・コーディネート。2007年帰国後、日本の先輩助産婦の技・知恵を学ぶ『助産婦のための「ちえの輪」ワークショップ』主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 蛎崎 まさえ
- 教育コンサルタント・翻訳家。1985年北九州大学外国語学部米英学科卒業後、英国留学。帰国後、広告代理店の通訳・翻訳部勤務。その後専門学校で英語講師・日本語講師を経て1997年に渡米。2000年ミシガン州ウェンステイト大学にて教育心理学修士号取得。現在ジョージア州アトランタ市在住。教育コンサルティング企業アイツー・プランニングのディレクターとして留学・国際教育・帰国子女教育コンサルティングを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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