研文選書 ; 84
母性依存の思想
「二十四孝」から考える母子一体観念と孝
研文出版
出版年月日
2002/04
ISBN
4876362076
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要旨
本書では、儒教思想は母性力に依拠して構築されるとするこれまでの著者の認識を、「二十四孝」の説話資料を用いて、ことに母と子に関する特異な接合のかたちに注目し、孝教導における母性力の独特の影響の様相を前著と異なる角度から解析した。すなわち、具体的には、孝子説話類でしばしば重要テーマとされる母子の一体観念の真意を考察することから孝の本質を究明し、このような母子の密接な対応関係が、この社会で特徴的な嫁姑の対応へと必然的に連関していく思想の機構について伝記資料を分析しつつ解明している。なお、…今のわれわれと母性力・儒教主義との関わりや現代においてこの思想をあらためて考察しなおすことの意義についてもふれている。
目次
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所蔵区分 | 10 所蔵中 |
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和洋区分 | 和書 |
登録番号 | 123340 |
書名,巻次,シリーズ名 | 母性依存の思想 「二十四孝」から考える母子一体観念と孝 研文選書 ; 84 |
著者名 | 下見隆雄著 |
ISBN | 4876362076 |
出 版 地 | 東京 |
出 版 者 | 研文出版 |
出版年月日 | 2002/04 |
ペ ー ジ | 234p, 図版2枚 |
サ イ ズ | 20cm |
分類記号 | 152.6 |
著者記号 | Sh53 |
保管場所 | 90 大学図書館 |
配架場所 | 11 1F/一般図書架 |
件名 | 孝行 母 |